ささやかな決定 独り言
リアリティを持った選択として、デザインを”やる”ことにした。
仕事として”やる”ことは、自己をペンディングし、他者関係の中で具体的な成果物なりを作り上げ、客観的な評価、批評に晒されていくことだ。泣き言も甘えも言っていられない。そんな状態になったとしても、デザインをやるだろうしデザインが性懲りも無く好きだということに気がついた。
アートマネジメントや、キュレーションなど近接する領域をかじっていろんなことをした。右往左往した挙げ句の果てに、仕事として行き着いたのはデザインだった。
ファインアートにハマればハマるほど、デザインの表層性や、扇動的な広告が”クリエイティヴ”として語られることに嫌気がさしていた。(今でもそうだけれど。)だから、きちんとデザインを”やり”たい。オペレーションとしてソフトを弄るのでもなく、巧言令色を纏わせた虚無を作り出すのでもなく、きちんと。
デザインとアートのあわいに何があるのだろうか。
一気に就活生となった私。おめでとう、今日から君もパンピだ。